歩行と腰痛の関係 〜足の指から考える腰痛改善〜
- 元氣
- 8月24日
- 読了時間: 3分

おはようございます。元気です。
今日は日曜日ですね。昨日はAmazonプライムで 「ディアファミリー」 という映画を観ました。これは「家族のために絶対にあきらめないお父さん」の実話を描いた作品で、強い愛と情熱に心を打たれ、思わず涙が出てしまいました。とても感動的なストーリーなので、ぜひご覧いただきたいです。
さて今日は、映画の余韻を胸に「腰痛」のお話をしていきます。テーマは 歩行(歩き方)からくる腰痛 です。
歩行と腰痛の深い関係
腰痛というと腰そのものが原因だと思われがちですが、実は「歩行の安定性」が大きく関わっています。
簡単に言えば、足がしっかり地面に着いているかどうか。さらに言えば、足の指で地面を噛めているかどうかがとても大事なんです。
足は体の「基礎・土台」。土台が不安定だと、その上にある腰や背中、首にまで負担がかか
ってしまいます。
足の指と2つの関節
足の指には2つの関節があります。
足の先に近い関節(末節関節)
根元にある関節(MTP関節:中足指節関節)
現代人は靴を履いて生活するため、どうしても「指先の関節」ばかり使いがちです。その結果、根元の関節が働かなくなり、
浮き指になる
地面を噛めなくなる
歩行が不安定になる
といった状態につながっていきます。
体感してみよう
立ったまま、足の指を浮かせて歩いてみてください。すごく不安定で歩きにくいはずです。
一方で、足の指でしっかり地面を噛むようにすると、体の安定感がまったく違うことに気づくと思います。
改善のために大切なこと
腰痛改善のポイントは、足の指の根元(MTP関節)からしっかり曲げるトレーニングを取り入れることです。
これにより:
足の指がしっかり働く
地面を噛めるようになる
歩行が安定する
腰や上半身への負担が減る
という流れで、腰痛の改善につながっていきます。
この考え方は「ファンデーション理論」と呼ばれ、体を支える土台=足元から整えるのがセオリーです。
今日からできる!足指トレーニング
ここで、簡単にできる足指トレーニングを一つご紹介します。
タオルギャザー
椅子に座り、床にタオルを広げます。
足の指の根元から曲げる意識で、タオルをたぐり寄せます。
片足ずつ、5〜10回繰り返します。
👉 ポイントは「指先」ではなく「根元の関節(MTP関節)」から動かす意識を持つこと。これで浮き指の改善や歩行の安定につながります。
まとめ
腰痛は腰そのものが原因とは限らず、「歩行の不安定さ」からも生じる
足の指の根元(MTP関節)を使えるようにすることが重要
浮き指を改善し、地面をしっかり噛めるようになると腰痛も改善していく
簡単なトレーニングとして「タオルギャザー」がおすすめ
当院ではこうした 運動療法 を中心に、腰痛改善をサポートしています。興味のある方は、ぜひ一度体験にお越しください。
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