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【歩くと腰が痛い原因は?】正しい歩行と腰痛の関係

  • 執筆者の写真: 元氣
    元氣
  • 9月12日
  • 読了時間: 3分


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おはようございます、元氣です。


今日は木曜日。夜は妻のママさんバレーに付き添う予定です。もしそこで腰を痛めた方がいたら、施術で少しでも助けになれたらと思っています。


さて本題。


今日は「歩行時に腰が痛い」というテーマです。「5分歩くと腰が痛くなる」「休まないと歩けない」──こうした悩みを抱えて来院される方は非常に多いです。若い方にも高齢の方にも見られますが、特に年齢を重ねた方に多い印象です。


人間だけができる「直立二足歩行」


まず抑えておきたいのは、人間が持つ特徴である「直立二足歩行」です。背骨をまっすぐ立て、その上に頭を乗せ、かかとから着地して膝を伸ばしながら歩く。この複雑な動きができるのは人間だけです。


最新のロボットでも人間のように自然に歩くのは難しいほど、精密な動作なのです。だからこそ、姿勢が崩れたり筋力が低下したりすると「歩く」という動作に大きな影響が出て、腰痛の原因になります。


歩行の役割を分けて考える


歩行を理解するには「上半身」と「下半身」に分けて考えると分かりやすいです。


  • 上半身=荷物(トロッコに乗った人のイメージ)

  • 下半身=台車(動力源・車輪の役割)


動くのは下半身。上半身はただ乗っているだけで、本来は動力を担いません。つまり歩行における主役は下半身。


下半身の役割は3つです。


  1. 体を安定させる

  2. 前に進む力(駆動力)を発生させる

  3. 地面からの衝撃を吸収する


このどれかが欠けると、腰への負担が一気に増えます。


なぜ歩くと腰が痛くなるのか?


結論から言えば「下半身がうまく働いていないから」です。


  • 加齢

  • ケガ

  • 間違った体の使い方(不良動作)

  • 筋力低下


これらが重なることで、本来下半身が担う役割を上半身が代わりにやらなければならなくなります。そして上半身と下半身をつなぐ“中継地点”が腰。ここに過剰な負担がかかり、痛みとして現れるのです。


具体的には、腰椎(腰の骨)が過剰に動いたり、逆に押し潰されるようなストレスを受けることで炎症や痛みにつながります。また、腰を支える「腰方形筋」という筋肉が硬くなり、痛みの原因となることもあります。


「腰を回す体操」に潜む落とし穴


腰痛改善のために「腰を回す体操」をする方も多いですが、実は腰椎そのものの可動域はわずか5〜10度しかありません。本来大きく動くべきなのは 股関節や胸椎 です。


これらが動かない状態で腰を無理に動かすと、逆に腰椎に負担が集中してしまいます。つまり「腰を直接動かす」のではなく、「股関節や胸椎をしっかり動かす」ことが腰痛予防につながります。


歩行と人間らしさ


歩行は人間だけが持つ特別な能力です。だからこそ「正しく歩ける」ことは、人間らしい生活を送るうえでとても重要です。いつまでも元気に歩けるためには、下半身を鍛え、正しい使い方を身につけることが不可欠。


「歩くと腰が痛い」と感じる方は、腰そのものではなく、下半身の筋力や動きに問題があるかもしれません


まとめ


  • 歩行は下半身が主役。上半身は“荷物”である

  • 下半身が機能しないと、腰に過剰な負担が集中する

  • 腰痛の改善には「腰を直接動かす」より「股関節・胸椎を正しく動かす」ことが大切


👉 腰痛は「鍛えて改善する時代」です。歩行時の腰痛でお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。


薬院パーソナルジムPEACH × 整体SUMMER


当院では 整体とトレーニングを組み合わせた「運動療法」 を通じて、腰痛改善・姿勢改善・ダイエットをサポートしています。「どこに行っても良くならない…」そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。


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📞 080-7826-1302(原 元氣)


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